5/30淀屋橋にOPENした
odonaへ行ってきました

大阪随一のビジネス街で大きな商業施設がなかった淀屋橋を
『高感度なビジネスマン&ウーマンにとって「はたらく街」から「たのしむ街」へ』
というコンセプトで出来たそうです。
オープン日は金曜日だったのですが、
たまたま淀屋橋の得意先にサンプルを届ける用事があったので・・・(´∀`

)
たまたまですよ、たまたま

とは言え、
淀屋橋のOL=ランク高い
という勝手なイメージを抱いているみぅは、クーラーバッグを抱えて彼女達の新しい遊び場へ乗り込む勇気はなく・・・
営業鞄にビーフン冷凍を忍ばせて行って来ました(笑)10時半から200名にもらえるオープン記念タンブラーが第一の目的だったのですが、
みぅが着いた10時40分には既に品切れ

●| ̄L
平日だし・・・と高をくくっていましたが、館内は思いの外大盛況

関係者が多いっぽかったですが。
でも大丈夫!!みぅにはもう一つ目的がっ


それは・・・
「U PONTE VECCHIO(ウ・ポンテベッキオ)」でランチすること
関西で最も有名なイタリアンレストラン『PONTE VECCHIO』の姉妹店の・・・
イタリアンの若き重鎮となった山根大助オーナーシェフのパスタランチが・・・
1500円(≧∀≦人)
あまりにも有名なお店なので、舌の肥えた方々からの賛否両論があるPONTE VECCHIO。
つい先週、初めて本店へ行ったのですが、高級イタリアンなんぞ食べなれていないみぅにとっては感動ものの料理でした


また食べたいけれど、やはり庶民には敷居が高い・・・(涙)
と思っていた所だったので、11時OPENだったのに10時50分に直撃

すると・・・


花
花
花
店の前はお祝いのお花だらけ

仕事柄新店OPENにはよく行きますが、こんなに沢山のお花は見たことがありません

贈り主を見ると、翠園・ジャルダンやカランドリエといった大阪の有名店から
ラ・ベットラの落合シェフや菊乃井といった全国の有名レストラン、
博報堂やソムリエ協会副会長などなにやらすごそうな物まで。
・・・こういう時、出入り業者を探ってしまうのは職業病なのでしょうね(笑)
問屋さんではTOH●さんが入っているようです


さて、前置きが長くなってしまいましたが、OPEN日は通常より早く営業しているという事で、
すぐに中に入ることが出来ました。
薄暗い店内を中へと案内されると、通路にワインセラー。
店内は赤と黒をベースにしたモダンな雰囲気です。
入り口を入ってすぐ、ガラスで区切られた空間に数席。

ワインセラーのある廊下を通って右手に半円形のボックス(?)席。
←大人の雰囲気むんむんです・・・

そして正面にU字のカウンター席があり、その奥はオープンキッチンになっております。
みぅが通されたのは、そのカウンターの、オープンキッチン真向かいの席。
椅子が高くて、小柄なみぅはスマートに座ることが出来ませんでした・・・



中の装花も個性的です。
ランチメニューは¥1,575。
スープと、3種類から選ぶパスタです
・但馬味鶏とアスパラガスのクリームソース パッパルデッレ・・・うん、外れなく美味しそう

でも味の想像がつくなぁ
・トロトロ茄子とバジリコのタリオリーニ トマトソース・・・うわぁ

これも美味しそう

でも外の人のお皿を見ると、ミニトマトが塊で入っていそう・・・
↑※みぅは塊でフレッシュに近いトマトが嫌い
・スパゲッティ 鮎のコンフィとスイカのプッタネスカ・・・ん
・・・す、すいかっ煤K~~~(д゜~~~)
パスタに、しかもぬくいやつに、スイカ

素人みぅには想像も及ばぬ組み合わせです。。。
クリームソースのパッパルデッレであれば、間違いのない美味しさが保証されているはず

とは言え、イタリアンの重鎮が提案する新しい組み合わせも非常に気になる・・・

えぇぃ

ここは冒険囹
;鮎×スイカで


どきどきと、若干の後悔を抱えながら料理を待っているとパンが出されます

ちなみにお水は有料です

ミネラルウォーター\150、ガスありとガスなしが選べ、ペットボトルのまま渡されます。
よく輸入食品店でも置いてあり、イタリア行き飛行機の機内食でも出てくるメジャーなものです

ガス入りを選びましたが、思ったより炭酸が弱かったです。
本店は\300で、ワインボトルのような瓶に入ったガス入りウォーターをついでくれます。
味は本店で出されたものの方が好みでした。

パン等用におかれているオリーブオイル・塩・ミックスペッパーは本店と同じもののようです。
席数の割に数が少なくて、違うグループとシェアしないといけないのが若干気まずいです。
パンは酸味があって、外側は思ったほどかたくなかったです。
中はしっとり。
温かくないのが残念。
オリーブオイルはポンテベッキオレーベルのものだったので全店共通なのでしょう。
結構香りが強いです。

次にスープが運ばれてきました。
ビーツとフランボアーズのスープ
クロカンパンチェッタ添えお店の雰囲気とよく合う大人っぽくて綺麗な色です。
香りをかいでみると…
…(>д<;)野菜の青い香りがします…赤いのに…。
未体験のスープを前に一瞬緊張が走ります。
おそるおそる口に含むと…
あれ?味は青臭くない(・∀・)!
ちょっと表現が難しい味ですが、野菜の青臭さを消して、材料を綺麗にまとめあげた感じです。
店員さんが言うにはフランボワーズの甘味と香りがビーツのクセをカバーするのだとか。
浮き実にカリカリしたのんとシャクッとしたのんと入っていて、カリカリに焼いたパンチェッタと玉葱だそうです。
カリカリのパンチェッタを噛むと心地好い食感の後に濃縮された旨みが口の中に広がります。
パンチェッタうまぁーい♪63899;スープを片付けてすぐ、パスタが運ばれてきました。
がっ!何故か
クリームソースのパッパルデッレが運ばれてきました(・_・;)
もっもしやみぅの心の迷いと若干の後悔を読み取ったのかしら…(°д°;;)

目の前に運ばれてきたパッパルデッレはもっちりとしてそうな生地にクリームソースがからんでいて、別皿にたっぷりのパルミジャーノが添えられていてとっても美味しそう…
どっどうしよっ(・ω・;)(;・ω・)いや、ここはチャレンジだ!!と間違いを伝えると、すぐに鮎×トマトが出てきました…やっぱり間違いだったのね(^_^;)

そしてきたのがこちら
スパゲッティ
鮎のコンフィと
スイカのプッタネスカ・・・スイカでかっ(゜д゜ノ
)ノやや細めのスパゲティに、ベースはトマトソースで、低温の油で煮たであろう鮎と、ケッパーと、何やらハーブ(わかる方教えてください)と・・・でっかいスイカ(*д*)
ちなみに、これらの食器は全てオリジナルで、有田の窯元までオーナーシェフ自ら出向いてデザインした品々だそうです。
本店の食器も全てオリジナルでした。
そもそも、このスイカどうやって食べればいいの?そのまま?
刻んで?
からめて?
・・・とりあえず、そのまま食べてみます

じゃくっ

しゃく、しゃく、しゃく・・・
・・・
うん、スイカだ
塩がかかっているのかソースの塩分がうつったのかわかりませんが、
塩分で味の締まった・・・ぬるいスイカです(笑)

いやいや、これはきっと他の素材とのハーモニー

を楽しむものなんだわ
スイカと鮎、そしてトマトソースの
マリアージュやいかに・・・?じゃくっ、しゃく、しゃく、しゃく・・・
(食感は最初のうちほとんどスイカ、
後々鮎の骨が口に残ります・・・)
・・・
・・・
・・・
・・・(=_=)?いや、別に、食べたらありえない組み合わせではないんです。
表現が非常に難しいのですが、うーん、鮎のほろ苦さと柔らかな白身の味と、トマトソースの酸味と、スイカの甘みと塩気が、口の中で一体になった感じ・・・
・・・ってそのまんま

気になるところで編集中で、お待たせしてしまったのにこんな表現で申し訳ないですが

わからない・・・
小娘みぅには、関西イタリアンの最高峰までのぼりつめたシェフの、このプレートに籠めたメッセージを読み取ることは出来ませんでした・・・●| ̄Lまだまだ修行が足りませぬ

とは言え、隣の隣の方が召し上がっていたクリームソースは間違いなく美味しそうだったし、本店の料理に新しい美味しさを色々と教えてもらった直後で期待が大きすぎた感もあったので、近いうちにまた行ってもいいなぁと思いました。
・・・次は無難なメニューで(==)